経験者が教える、応援ナースのデメリット

応援ナース

応援ナースを始めたい!興味ある!と言った看護師は多いと思います。

メリットや楽しいこともたくさんありますが、もちろんそれだけではありません。

今回は、実際に応援ナースをしてみてデメリットに感じたこと、それに対する対策などを紹介して行きたいと思います。

人間関係

何と言っても一番は人間関係です。全く新しい人間関係を築かないといけないため、かなり気力を使います。

私は、いつも新しいところに行くと、ボスと裏ボス、仕事のことを聞きやすい人を探すことにしていますw

ボスと裏ボスに嫌われると6ヶ月間やりにくくなりますからね。

聞きやすい人を早めに見つけておくことも重要です。教えたがるだけで、全く違うことを教えてくる人には要注意ですがw

そんなこんなでここ最近は、人を見る目が養われてきた気がします。

しかし、どこに行っても理不尽な人やめんどくさい人はいますよね。

そんな時は、必要最低限の関わりにしておいて、どうせ後何ヶ月後には私いなくなるし、そしたらこの人とは一生会わないで良い、と流すようにしています。

派遣先のカルテや業務

派遣先によって、導入しているカルテは様々ですし、まだ紙カルテのところもあります。

業務内容や使用している物品も違いますし、ローカルルールなどに振り回されることも多いです。

カルテは慣れるまで大変ですね・・・

なので、私は同じ系列の病院を選んだりしていました。大手の病院だと系列が全国にありますからね。

そうすると、最初のカルテを覚える作業がなくなり気分的にもかなり楽です。

業務は覚えるしかないですが、わからないことはすぐに聞くようにしています。

他の病院でやったことがある処置であっても、物品が違ったり病院独自のルールがあるので、1回目は必ず聞いた方がいいでしょう。

引っ越し

通勤型の応援ナースでなければ、必然的に引越しが多くなります。

私は、新しいところへの引越しは好きなので苦ではありませんが、3〜6ヶ月ごとの引越しとなるとそれなりに大変です。

荷造りするのが面倒なので、できるだけ物を増やさないように、要らないものは捨てて次の応援に行く、といった感じですので必然的にミニマリストのようになります。

後は、段ボールは開封しないまま次の引越しといったこともありますw

引越し代は赴任先が出してくれることが多いですが、荷物はできるだけ少なくするのをお勧めします。

後は、住民票の移動やカードやその他諸々の住所変更ですね。

これも結構面倒です。なので、応援ナースをしている人は、実家などに住所を移しておく人が多いですね。

後は、赴任する際の引越し代は負担してくれますが、帰る際の引越し代は自腹が多いです。応援から応援へ転々とする人は問題ないですが。

税金

確定申告を自身でしなければならない場合もあります。

病院がしてくれる場合もありますが、応援で転々としていたり、バイトをしているなど複数の会社から給料の支払いがある場合は自身で行う可能性が高いです。

マイナンバーカードを持っていれば自宅でできますし、わからなければ税務署に行って聞くのが一番早いと思います。

確定申告と聞くと、それだけで拒否反応が出そうですが、1度やるのも人生経験ですし意外とそこまで難しくないです。

給与

応援ナースは給料が高いイメージがあると思います。

実際ナースパワーが出している求人は、基本給は40万、それプラス夜勤手当やその他の手当が付きますので、一緒に働いている職員よりも毎月の給料は高い場合が多いです。

しかし、応援ナースはボーナスや退職金は基本的に出ません。

また、応援から応援に行く場合、数週間や1ヶ月お休みをとってゆっくりし次の応援先に行く看護師も多いです。

その場合、年収で見ると正職員で働いていた時と比べて少ないこともあります。

年収を上げたいのであれば、応援から期間を空けずに次の応援に行く、またバイトでダブルワークをするなどがあります。

最後に

今回はデメリットを書いてきました。

現在、看護師の働き方は多様化してきており、それぞれの働き方にはメリットもデメリットもあります。

自分の働き方の両面を知っていると、視野も広がりますよね。

応援ナースのデメリットも、人によってはメリットになるかもしれませんし、デメリットを差し置いてもメリットが大きい働き方だと思います。

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