訪問入浴
今回は、訪問入浴の単発バイトへ行った経験を伝えたいと思います。
訪問入浴は、単発バイトの中で最も求人が多い分野です。
なので、とりあえず行ってみることにしました。
実際どうだったか
バイトの流れはこんな感じです。
・集合場所に行く。
→集合場所は、私は拠点でしたが、駅の場合もあり
・一通りの説明を受けて出発
→私が行ったところは、介護さん2人と私(看護師)の3人1組
・移動の車の中で、次に訪問する利用者さんの注意事項などを聞く
・利用者さんの自宅に着いたら、介護さんが浴槽の準備
→私は勝手に利用者さんの自宅のお風呂を使用するものだと思っていました
なので、利用者さんの寝室やリビングでポータブルの浴槽を準備し始めた時衝撃だった
あ・・・そういうことね、ってなったw
・浴槽の準備をしてくれている間に、利用者さんのバイタルサイン測定
・利用者さんの入浴介助は基本介護さんがしてくれるので、その間に軟膏や着替えの準備。たまに介助。
→女性の利用者さんで、男性NGの時は女性のみで実施
・入浴が終わったら、指定されてる軟膏塗布、着替え、訪問看護が入っていたりするところは多職種で情報共有するためのノート記載。
その間に、介護さんが片付けしてくれます。
→私が行った日は、処置はあまりありませんでした。
しかし、褥瘡の処置などもあるそうです。
・後は、体重測定が必要な人は測る。
→これも衝撃・・・男性介護さんが、利用者さんを抱っこして体重計に、その後自分の体重引いてたw
原始的すぎたけど、これが一番確実なのか・・・
男性介護さんがいないときはどうするんだろうか・・・謎
・次の利用者さんのところに向かう車の中で、カルテを記載
→私が行ったところはアイパットに入力でした
・1件1時間ちょっとくらい。午前に2件、昼食をコンビニの駐車場に停めた車の中で食べて、午後に3件周って終了
こんな感じで1日終わりました。
良かったところ
・私の中で、介護が必要な人や病気を持った人が、地域でどのように暮らしているのかを実際に見ることができたのが感動でした。
回復期病院で働いていると様々な患者さんが自宅退院となります。
しかし、退院した患者さん達が実際にどのように福祉サービスを受けて、どのように生活しているのかを見たことがありませんでした。
実際その場に入ってみると、想像しかできなかったことをリアルに感じることができ、今までの経験と繋げて考えることができました。
また、こういう人も地域で暮らすことができるんだ、と衝撃を多く受けました。
もちろん、家族が介護に対して協力的な場合も多いですが、独居なのに!という利用者さんもいました。
改めて、在宅の可能性を感じるとともに、介護サービスの重要性を再認識することができました。
・思ったより身体に負担はなかったです。
病棟でのお風呂当番の時は、腰も痛くなるし、1日終わったらぐったりです・・・
それを想像していたので、意外と大丈夫でした
・介護度が高い利用者さんはいますが、状態が悪い人はいない。
まあ、お風呂に入ってOKな人しかいないので
・求人が多いので、自分の勤務と合いやすい。
検索すると大概ヒットしますし、場所も多いため自宅から近いところを選ぶことができます
・日給はそこそこ高い
現場仕事的なところはありますので、他の施設などで働くのと比べると高くなります
気になったところ
・感染面
私が行ったところは、基本手袋はつけないスタンスでした。
お風呂介助も軟膏も素手です。
病院でしか働いたことがない私にとっては衝撃というか、まじで・・・って感じでした。
あと、私が行ったところはそうでもなかったですが、やはり、あまり綺麗ではない家もあるようです。
・車移動
車酔いする人は大変かと思います。
終わるまで、拠点に帰って来れませんでした。
昼食もコンビニの駐車場に車を停めてって感じです。
私は、全然大丈夫ですが、気になる人は気になると思います。
・メンバーが1日一緒
合わなかったら地獄ですねw
まあ、合わなくても8時間で終わりですし、我慢できる範囲かなと思います。
まとめ
こんな感じで、私の中では思ったより悪くなかったです。
私の経験を書いていますので、他の訪問入浴の会社はまた違うかもしれませんが・・・
とりあえず、行くならディスポの手袋を大量に持って行くのをお勧めします。
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