応援ナース、派遣先の選び方

応援ナース

最近CMでも目にする応援ナースですが、興味のある人も多いと思います。

次の正社員で働くまでの間、沖縄や北海道に一度住んでみたいから、など様々な理由で検討してる場合、どのような派遣先を選べば良いか迷うのではないでしょうか。

そこで、今回は応援看護師の派遣先の選び方を書きたいと思います。

働く地域

まずは働きたい場所から決めるのが良いかとと思います。

沖縄や北海道に住んでみたい。都内で働きたい。といった選び方もありますし、自分が住んでいるところから通える範囲で探したい。といった通勤型を希望する場合もあると思います。

私は、断然自分が住んだことがないところ、住んだことがない路線に住みたいので、その基準をもとに探していました。

通勤型を希望する場合は特に気にする必要はありませんが、通えない範囲で求人を探す場合は寮が必須になってきます。応援ナースの場合は、家賃補助が出ないところも多いので、寮が付いているところを探しましょう。

病院か施設か

次に、どのような施設形態を選ぶかですね。

ナースパワーだと、7割くらいは病院の求人だと思います。

その中でも、3次救急の総合病院や地域密着の1.2次病院、ICU、救急外来、回復期リハビリ病院、療養や地域包括、精神科病院など色々な募集があります。

他の2.5割はクリニックや医院、老人入居施設、老人通所施設です。

後の0.5割は、稀に訪問看護や居宅支援施設などの求人がありますが、かなり数は少ないです。

病院はやはり経験が重視されると思います。急性期の経験がある程度あり、ブランクがそこまでなければ、落とされることはないかと思いますが・・・

逆に施設は、未経験者でもOKなところも多いですね。

あとは、自身の年齢によって選ぶのも良いかと思います。

超急性期に行くと、20台前半の若い子ばっかりでなかなか輪に入れなかったり・・・といった経験もあります。

まずは、自身の経験ややってみたいことなどを踏まえて選んでいきましょう。

私のお勧めとしては、いきたい施設や自分の希望に対して送ってもらった求人は、ネットで調べてみるのが良いと思います。

応援ナースを募集するところは人で不足のところが多いですが、どのような理由で人手不足になっているか理由次第では行って後悔することになりますからね。

勤務形態

勤務形態は派遣される施設によって様々です。

施設や外来などは日勤のみで募集しているところもあります。夜勤が2交代か3交代は人によって好き嫌いがあるので結構重要ですよね。

私は2交代しかしたことがないので、夜勤3交代の求人は送ってもらわないようにしていました。

また、施設によっては早出・遅出などもあります。

あと、休みの日数もチェックしておいた方が良いです。

4週8休のところとかも多いですからね。やっぱり休みは多いに越したことはないです。

残業がどのくらいあるかも聞いておいた方が良いですね。

忙しいところで頑張るんだ!という人は別ですが、ゆっくりしたい人などは疲れて燃え尽きないためにもできるだけ定時で帰れるところを選びましょう。

給料・福利厚生

一番気になるのは給料面だと思います。

ナースパワーから出ている求人は、基本的に基本給40万で統一されています。

基本的に、と書いたのは、沖縄や離島は違う場合が多いからです。特に沖縄は給料は低いです。

基本給以外は、夜勤手当や残業代など、施設によって規定されているものがプラスで付きます。

なので、夜勤手当の良い病院に行けば、給料も必然的に上がります。

通勤手当なども付きますが、家賃手当はないところが多そうです。

また、この時期特有でコロナ病棟配属になれば、当然手当もプラスされます。

福利厚生は、施設の職員と変わらないものは受けることができると思います。

自宅から通えない施設を選ぶ、自身で家を契約していない人は、職員寮が付いているところが必須になってくると思います。

病院の老人保健施設なども半分くらいのところは寮がありますが、都内よりも地方に行く方が寮が付いている確率は高くなります。

また、地方へ行けば行くほど寮が広かったり、寮費や光熱費が無料など、条件が良いところも多くなります。

まあ、そのくらいしないと人が集まらないんでしょうね。

寮がペット可だったりするところも少数ですがあるようです。

その他

その他としては、車を持っている人は、都市圏なら駐車場が付いている寮があることを確認しておいた方が良いかもしれません。

逆に、車を持っていない人が地方へ行くと、かなり不便を強いられることがあります。駅が遠かったり、寮から派遣先の施設まで離れていたりもありますので、行動範囲が限られてしまうことになります。

私が地方へ応援に行った時は、みんな車通勤かバイク通勤でした。

車を持っていないことにめっちゃ驚かれたというか、引かれましたね。

他の応援ナースの人もみんな車を持ってきていました。

ただ、地方の良いところはみんな家族みたいな感じの距離感なので、行きも帰りも誰かが「乗っていく?」と声をかけてくれたのですごく嬉しかったです。

あとは、未だに紙カルテのところも多いので、電子カルテが良い場合はそれも希望に入れておくと良いかと思います。

最後に

今回は、応援ナースの派遣先の選び方を書いて見ました。

色々悩むとは思いますが、自身がしたいことをするのが一番かと思います。

今できることが5年後できるとは限らないですからね。

私もそうですが、後悔しないような転職や仕事先と出会えたら良いですね。

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